システムについて

About

1970年代より大手電機メーカー各社を中心に開発が始まった
植物工場※1技術は、日本の農業における担い手の不足、
地球環境の変化とそれにともなう世界的な食糧危機の到来に
向けて、以下のようなソリューションを提供します。

植物工場の特長

生育環境のコントロール

生育環境の管理を徹底することで天候や気候などの変動に左右されず、また完全 無農薬の実現により、育った野菜はそのまま食べることができます。
(参考=『みらいの里山つくり』67 ページ)

安定した収穫量と品質の実現

常に旬の状態で安定的に野菜を出荷できることは、特に外食産業や福祉施設などに対して大きなメリットとなり、露地栽培との共存が十分に可能です。
(参考=『みらいの里山つくり』26・27 ページ)

地球環境への配慮

環境に影響があると誤解されがちな人工野菜ですが、循環式水耕栽培と最適な肥料を採用することで、土壌汚染や水の無駄遣いを抑えられます。
(参考=『みらいの里山つくり』13・29 ページ)

そのような植物工場の技術開発に、初期より携わってきた
森久エンジニアリング(前身:森久製作所)。
およそ30 年以上に渡り業界のパイオニアとして研究を続けてきた
私たちの技術は、確固たる理論に基づいた独自の特徴を持っています。

「みらいの里山」の特長

蛍光灯による人工光栽培

LED よりも太陽光に近い性質をもつ蛍光灯を使用し、自然的かつ効率的な生育を実現させます。また夜間の余剰電力活用により、コストを抑えます。
(参考=『みらいの里山つくり』17・28 ページ)

独自開発の高効率照明設備

森久エンジニアリングの植物工場では、独自の放物面放射板を採用することで光線を無駄なく均等に反射させる高効率照明設備を発明※2。唯一の技術が野菜の生育を支えます。
(参考=『みらいの里山つくり』20 ページ)

厳選された種子からオーダーメイド

長年の研究開発に基づいて選ばれる強い種子が安定供給を支え、生育環境のコントロールによって味・色味・大きさなど、年代やニーズに合わせて栽培できます。
(参考=『みらいの里山つくり』54・100 ページ)

※1=植物工場とは「施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、養分、水分等)を制御して栽培を行う施設園芸のうち、環境及び生育のモニタリングを基礎として、高度な環境制御と生育予測を行うことにより、野菜等の植物の周年・計画生産が可能な栽培施設」(農林水産省・経済産業省発行「植物工場の事例集」より抜粋)を指します。
※2=特許第5473430号、意匠第1375244号、意匠第1375245号